はじめに
こんにちは、名古屋の税理士、清水税理士事務所です。
皆さんは仕事で使った領収書をどのように保管されているでしょうか?
今回は、領収書を簡単に整理して保管する方法を解説したいと思います。
伝統的な領収書の整理保管方法
昔からよくやられているのはスクラップブックなどのノートに貼り付ける保管方法です。領収書の保管というとノートに貼り付けなければいけないと思っている方もいらっしゃいます。
具体的な手順は、
のり、ノートを用意します
経理処理が終わった領収書を日付順にノートの上から順番に貼り付けていきます。
実際にこの作業をやっている方は分かると思いますが、とても面倒なんです。
領収書を日付順に整理するのに一苦労し、貼り終えたと思ったら追加で前の日付の領収書が出てきた・・・・どうしよう。こんな経験ありませんか?
簡単な領収書の整理保管方法
そこでオススメしたいのが、ファイルを使う簡単な保管方法です。
具体的な手順は、
ファイルに綴ることができる透明なクリアポケットファイルを用意します。
経理処理が終わった領収書を月ごとにファイルに入れます。現金払い、銀行振込払い、クレジットカード払いがある場合には、それぞれを分けたほうが良いでしょう。
支払方法ごとに1か月あたりそれぞれ1枚、1年で12か月×3枚=36枚を使い整理が出来ます。
ファイルに入れるだけで終わりです。支払い別に3種類にファイルを分けているので、経理処理の間違いも防止できます。
領収書の整理に時間をかけない
何のために領収書を整理するのでしょうか?
社内の人が領収書を見返すことはほとんどありません。見返すのは税務署が調査に来るときや税理士がチェックするときです。領収書がノートにきれいに貼りつけてあれば、もちろん税務署や税理士の印象は良いでしょう。
しかし、会社にとってそれ以上のメリットは無いでしょう。領収書はあくまでも証拠書類にすぎないので、どこにファイルされているか分かれば十分です。領収書の整理に時間をかけるのはやめましょう。
おわりに
経理処理はどうしても後回しになりがちです。とくに起業されたばかりで、経理担当がいない方などは時間が無いことでしょう。経理の合理化を行い、空いた時間を売上につながる活動にお使い下さい。
最後まで読んで頂きましてありがとうございます。
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名古屋の税理士、清水税理士事務所でした。